平成22年3月に第4次基本計画が策定されて5年を迎え、
我が国に入国・在留する外国人が増えてきたこと等で、
本年9月15日に第5次の基本計画が策定され公表されました。
主な内容は
1.経済に活力をもたらす外国人の円滑な受け入れ
→ 専門的・技術分野、高度人材外国人の受け入れが増える
高度人材はポイント制で、在留期間などが優遇される
→ 緊急に対応が必要な分野に外国人が増える
建設業、造船業など
→ 留学生も増やして高度人材を育てる
2.少子高齢化で外国人を受け入れる国民的議論を活性化する
3.新たに技能実習制度を構築する
→ 単純労働、低賃金労働に利用されないよう見直しされる
→ 最長3年の延長が検討される
→ 対象業種が拡大される
4.外国人との共生社会実現
→ 市町村の役割が増える
5.観光立国実現に向けた取り組み
→ 自動化ゲートの利用拡大
→ クルーズ船の外国人旅客の入国審査手続が簡易になる
6.不法滞在者対策、水際対策
→ 摘発が更に厳しくなる
→ 在留資格取り消し、退去強制が増える
7.難民の迅速な庇護
などの内容です。
ますます出入国の手続きも増えて、
企業の担当者、市町村、行政書士の役割が重要になります。
詳細は → 法務省ホームページ